【期間終了】コーヒー一杯分の小さな社会貢献

ハンドピックされた、美味しいドリップコーヒーを淹れて
お部屋で心温まるひとときを

「ハンドピック」とは、コーヒーの味を落とす原因になる欠点豆や石などの異物を、手作業
で、丁寧に取り除くこと。<ランデフコーヒー>のドリップバックコーヒーは、障がいを持っ
た方々が、この細かな作業を、一粒一粒行なっているから、雑味のない澄み切った味わいな
のです。そんな、人の温もりを感じるコーヒーを飲みながら、未来のために、身近なサステ
ィナビリティを考える、小さなきっかけにしていただければ幸いです。

ランデフコーヒーのドリップパックは、こちらのホテルのフロントでご提供しています。
（在庫がなくなり次第、お断りなく、終了することもあります。）

MIMARU東京赤坂
MIMARU東京八丁堀
MIMARU京都 STATION
MIMARU大阪心斎橋 NORTH

MIMARUのサスティナビリティへの取り組み

MIMARUのスタッフが、
ランデフコーヒーを開業された方に、
「コーヒーから始まる社会貢献」への思いをお尋ねしました。

Q. 西日暮里にカフェが誕生したきっかけは何だったのでしょうか？
A．「多くの方が、日常生活において、障がいを抱えた方と交流する機会というのがほとん
どないと思っています。私たちは、ただ障がい者の作業場を作るだけではなく、障がいを抱
えた方と社会との接点を作り、多くの方に障がい者の方への理解を深めるきっかけづくりを
したいと考えています。西日暮里のカフェもその一つで、カフェという日常生活の中で、そ
こで働く障がい者の方と自然と交流をし、障がいについて考えるきっかけとなればと思い、
西日暮里にランデフコーヒーをオープンしました。」

Q. なぜ、ドリップコーヒーの製造を始めようと思ったのでしょうか？
A．「ドリップバッグコーヒーの作業には、ハンドピックという一つ一つの欠点豆を手作業
で分別する作業があり、それを行う事で、より美味しい商品となります。この工程は機械で
は難しい一方、障がいを抱えていても出来る方が多い作業です。そのため、障がい者の方
が、自分たちの手で良い商品を作り上げる実感が持てる良い作業となっています。また、ド
リップバッグコーヒーは、ホテルを始めとして、たくさんの方に手にとってもらえる機会が
あります。私達のドリップバッグコーヒーを通して、たくさんの方に障がいについて考える
きっかけとなっていただければと思っています。

Q. コーヒーの製造やカフェの運営において、障がい者の方々はどのような苦労をされて
いるのでしょうか。また、皆さんがスムーズに働けるよう、生産方法やカフェの経営に、
どのような工夫をされていますか？
A．「障がい者の方は、例え同じ病気だったとしても、同じ症状の方はいません。単調作業
が出来る方、出来ない方。昨日の作業が今日出来る方、出来ない方など、人それぞれです。
なので、出来るだけ細かいルールはつくらず、一人ひとりと向き合い、合った作業、合った
やり方を考えています。昨日までのやり方が突然変わることなどもありますが、出来るだけ
融通を利かせられるよう、職員は心がけています。」

Q. サービス（障がい者支援）や商品（カフェ、ドリップコーヒー）を通じて、世の中に伝えたいメッセージは何でしょうか？
A．「まずは、世の中には様々な障がいを抱えた方がいるということを知ってほしいと思っ
ています。見た目から障がい者というのがわかる方だけではなく、精神に障がいを抱えたか
たや、耳が聞こえない方等、様々な方がいます。私達のサービスや商品を通して、その事を
知っていただき、小さな事でも良いので、障がい者の方の抱える生きづらさについて考え、
行動をするきっかけになればと思っております。」

Q. 障がい者の方々やコミュニティをサポートする方法はありますでしょうか。
A．「障がい者といっても、本当に人それぞれです。いきなりサポートと考えるのではな
く、ボランティアや障がい者のいるお店等に行き、普通に障がい者と接する中で、一人ひと
りがそれぞれどのような事に困っているのかを知っていただく事が良いのではないかと考え
ています。そのうえで自分にできることがあればサポートをしていただければと思っていま
す。サポートを必要としていない人や、サポートされることを嫌がる方もいます。なので、
障がい者とひとくくりせず一人ひとりに向き合う事が大事だと思っています。」