近年の日本観光は、外国人観光客の急増等により、一部の観光地の混雑や、文化・習慣の違いによるマナー違反等の観光課題が発生し、市民生活にも影響を及ぼす事態が生じていました。
京都市及び公益社団法人京都市観光協会では、持続可能な観光をこれまで以上に進めていくために、「京都観光行動基準(京都観光モラル)~京都が京都であり続けるために、観光事業者・従事者等、観光客、市民の皆様とともに大切にしていきたいこと~」を策定しています。
京都観光モラル:https://www.moral.kyokanko.or.jp/
MIMARUでは、京都観光に関わる全ての方が、お互いを尊重しながら、持続可能な京都観光を、ともに創りあげていくことをめざす趣旨に賛同し、京都観光モラル推進宣言事業者として登録を行っています。京都市内にある各ホテルにおいて、世界中から訪れるゲストに積極的に紹介したり、本取り組みに貢献する取り組みを進めてまいります。
■京都観光モラル
観光課題の解消、持続可能な京都観光の実現を目指した「京都観光モラル」は、海外の方にも分かりやすい情報として発信されています。
外国人観光客向けチラシでは、忍者や侍が登場し、クスっとするイラストとともに京都の観光エチケットをご紹介しています。
MIMARUでは、ロビーにおけるステッカーの掲示やチラシの配布を行うだけでなく、事前に観光スポットを案内する際には「観光モラル」の一例をお伝えしています。たとえば寺院の早朝拝観。ゲストにとっても、混雑した中での観光は不便を強いられるため、少し早起きしてゆったりと観光することを推奨しています。こういった事例を多国籍なスタッフで説明できるのもMIMARUの強みであると考えます。今後もゲストと地域がつながり、お互いの理解を深める取り組みを進めてまいります。