MIMARUのSDGs -Vol.2 <使い捨てアメニティ配布終了>
~海外スタッフの声から、使い捨てプラスチックの取り扱いをグローバルスタンダードに~
■ 使い捨てプラスチックの取り扱いをグローバルスタンダードに
MIMARUのフロントスタッフは、25の国と地域から集まったメンバーで構成されており(フロントスタッフの外国籍割合84%、2023年3月時点)、ゲストと一緒に“SDGs Action”に取り組んでいます。
スタッフからの「来日した時に日本の過剰包装やプラスチックごみの多さに驚いた」「ごみを捨てるのが心苦しい。使い捨て商品が多いことにネガティブな反応を示す海外ゲストも多いだろう」という声を受け、現在ロビーにてバイキング形式で配布している使い捨てアメニティ(歯ブラシ・ブラシ・スリッパ等)の配布を終了することとしました。
日本人ゲストと海外ゲストの使い捨てアメニティの利用状況を調査するため、MIMARU全施設でのプラスチック製特定アメニティ商品(歯ブラシ・ブラシ・クシ・カミソリ・シャワーキャップ)の使用量を比較したところ、2022年4月~8月(日本人ゲスト率82%)と2022年9月~2023年3月(日本人ゲスト率26%)では、宿泊者1人あたりのプラスチック使用量および使い捨て歯ブラシ使用率は、1/2以下に減少していることがわかりました。MIMARUでは、使い捨てアメニティの配布を終了し、持参の呼びかけを強化してまいります。
※2024年9月追記:一部運用を変更し、ご希望された場合に限り、木製歯ブラシ・スリッパの提供を行います。必要な方はフロントにお申し付けください。
■ MIMARUのSDGs「環境配慮」について
世界各地からスタッフが集まり、世界中のゲストをお迎えする私たちMIMARUでは、実現したいサステナビリティの3つのテーマとして、「人と働き方の多様性」「ゲスト・地域とのつながり」「環境配慮」を掲げ、その活動を公開しています。
日本では、2022年4月に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行され、2030年までに使い捨てプラスチックを累積で25%排出抑制することをめざし、リユース・リサイクルに向けた取り組みも進められています。
また、清掃・リネン交換に使われる資源を削減するため、エコ清掃のご協力をお願いしています。タオル交換・ごみの回収、客室内の消耗品の補充は毎日行いますが、シーツ類の交換とベッドメイク、掃除機掛けは3日ごとに実施しています。
「みんなで泊まる」MIMARUは、みんなで地球を守るMIMARUとして、「環境配慮」の活動を続けてまいります。