matoil×MIMARU、アレルギーなど食制限のある訪日旅行者向け 「FOOD SAFE PASS」を配布開始

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2026.03.17

【調査】食事が理由で旅行を諦めたことがある人は45%
matoil×MIMARU、アレルギーなど食制限のある訪日旅行者向け「FOOD SAFE PASS」を配布開始
~3/17みんなで考えるSDGsの日‐言葉やルールの不安を解消し、食のバリアフリーをめざす~

京セラ株式会社が運営する食物アレルギー対応サービス「matoil(マトイル)」と連携し、3月17日の「みんなで考えるSDGsの日」に合わせて、食物アレルギーや食制限のある方とそのご家族が旅先でも安心して食事を楽しめるよう、新たな取り組みを開始します。

宿泊者の9割が訪日家族旅行者であるMIMARUでは、これまでmatoilの食事を客室で受け取れるサービスを提供してきましたが、新たにMIMARU各施設にて、「FOOD SAFE PASS(フードセーフパス)」の配布を開始します。「FOOD SAFE PASS」は、matoilのホームページへアクセスできる二次元コード付きのカードで、今回matoilホームページ内に新たに作成した日本の食品表示制度や不安解消の情報を確認いただけます。裏面には、飲食店等で自身の食制限を伝えるためのアレルゲンチェックシートを記載し、言葉の壁を超えた「食の安心」を提供します。

matoil アレルギー情報ページ https://online.matoil.jp/pages/triptips

受取サービス紹介動画

■ 両社の取り組み:「客室での安心」から「旅全体の安心」へ
MIMARUは、「みんなで安心して泊まれる」ホテルをめざし、障がいのある方や医療的ケア児、ハラル対応など、多様な家族のニーズに向き合ってきました。ハラル備品の設置や多国籍スタッフによる飲食店案内など人によるサービスに加え、みんなの「食べたい」をつくる食物アレルギー対応サービスmatoilと連携し、ゲストの食制限に合わせて用意されたmatoilの食事を受け取り、客室の冷蔵冷凍庫に保管する「客室内での食事サポート」を行ってきました。
今回、3月17日の「みんなで考えるSDGsの日」に合わせ、この安心を「旅全体」へと広げます。飲食店での注文や食品選びに困るゲストのために、日本の食品表示制度や外食時の注意点をまとめたアレルギー情報ページをmatoilホームページ内に作成しました。あわせてMIMARU各施設にて、アレルゲンチェックシートとmatoilホームページへアクセスできる二次元コード付きカード「FOOD SAFE PASS」の配布を開始します。言葉の壁を超え、誤食事故を防ぐこのカードが、ゲストにとって「お守り」のような存在となることを願っています。MIMARUの多国籍スタッフによるサポートとあわせて活用いただくことで、不安なく街へ出かけ、心から食事を楽しめる旅の実現を目指します。

MIMARUでのmatoil利用方法:https://mimaruhotels.com/news/matoil-2/
受取サービス紹介動画:https://www.instagram.com/reel/DV7XtxYk-t8/?igsh=MXRwcXc0cnA4MXJkcw==

■ 背景:“食事”が理由で旅行を諦めることも。訪日旅行者が直面する“言語と表示の壁”
食事に不安があることで、旅行そのものをためらってしまう――。
matoilが実施した「食物アレルギーがあるご家族の旅行実態に関する調査」では、食物アレルギー等による食制限を理由に「旅行を諦めたことがある」と回答した人は、全体の45%にのぼりました。
海外旅行を諦めた理由としては、「不安が解消されなかった(該当者の78%)」と「言語や表示ルールが違うため(該当者の78%)」が同率1位という結果になり、安心して外食や食品選びができない実情が明らかになりました。

MIMARUでは2024年11月から、ゲストの食制限に対応したmatoilの食事を客室で受け取れるサービスを開始。以降、海外ゲストから月1~2件ほどの利用があり、「matoilがあるおかげで安心して旅行ができた」といった喜びの声が届いています。
また、旅行の決め手を聞いた設問では、「食物アレルギーや食制限への対応のしやすさ(58%)」が1位となっており、当事者家族にとって旅行先は「どこに行きたいか」よりも「どこなら安全に食べられるか」が最優先の判断基準になっていることが分かりました。
ホテルの中だけでなく、街中の飲食店や買い物でも同じような安心を提供できないか。こうした課題意識から、新たな取り組みを開始しました。

●食の制限があることで旅行を諦めたことがある人は45%

● 海外旅行を諦めた理由「不安が解消されなかった」「言語や表示ルールが違うため」(該当者の78%)

●旅行の決め手の第1位が「食物アレルギーや食事制限への対応のしやすさ(58%)」

「食物アレルギーや食制限がある家族の旅行実態に関する調査」
【調査概要 】
調査名称: 食物アレルギーや食制限がある家族の旅行実態に関する調査
調査主体: matoil (京セラ株式会社)
調査対象: 食物アレルギーや食制限がある男女
有効回答数: 60サンプル
調査期間: 2025/10/1~2025/11/6
調査方法: インターネットによる匿名アンケート調査
引用について:この記事の本文・データ・画像データを利用する際は以下出典元を記載してください。
matoil「食物アレルギーや食制限がある家族の旅行実態に関する調査」

■ 私たちが目指す「食のバリアフリー」とSDGs
食制限の有無や国籍に関わらず、誰もが同じテーブルを囲み、美味しい食事を通して笑顔になれること。私たちは、そんな当たり前の時間を旅先でも実現したいと考えています。
SDGsが掲げる「すべての人に健康と福祉を」「人や国の不平等をなくそう」にも通じるこの取り組みを通じて、「FOOD SAFE PASS」が、世界中から訪れるゲストと日本の豊かな食文化をつなぐ架け橋となることを願っています。

<matoil インバウンド担当 高橋 瑠菜コメント>
「matoilで日々、食物アレルギーなど食制限がある方のお食事を、全国各地にお届けしています。お客さまからいただく『matoilがあるから日本旅行を決めた』『matoilのおかげで安心して日本旅行ができた』という声を通じて、食の安心・安全が旅の大きな原動力であることを実感してきました。 本来、旅先での食事は最も心躍る体験のひとつです。しかし、命の危険さえ伴うアレルギーや食制限をお持ちの方にとって、言葉の通じない異国での食事は大きな不安を伴うものでもあります。今回のMIMARU様との取り組みを通じて、言葉や表示ルールの壁を『安心』へと変え、誰もが同じテーブルを囲んで笑顔になれる食の時間を、世界中から訪れるゲストのみなさまに届けていきたいと考えています。」

<株式会社コスモスホテルマネジメント 経営企画室 明石 真実コメント>
「MIMARUのゲストの8割はお子さま連れのご家族であり、アレルギーや食制限をお持ちの方も多くいらっしゃいます。現場では『キッチン付きなので助かる』という声をよく聞いていましたが、matoil様との会話の中で、例えば日本特有の『出汁(魚介エキス)』が見えない壁になっている方もいるなど多様な困り事があることに改めて気付かされました。これからは客室での食事に加え、このカードを通じて『外食』の不安も解消し、日本旅行の大きな楽しみのひとつである『食』を、誰もが安心して楽しめる環境を広げていきたいと思います。」

■「matoil」概要
【所 在 地】東京都世田谷区上北沢4丁目15-12 1F
【サービス内容】「matoil」は、京セラの新規事業アイデアスタートアッププログラム制度から始まった事業検証中の食物アレルギー対応サービスです。アレルギーや食の嗜好に合わせた料理を製造し、東京都世田谷区上北沢にある工房一体型スタジオ「matoil factory」から、修学旅行先やご家族旅行先へお届けしています。
公式HP:https://www.matoil.jp/

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